徳島県民だけどブログを書いている

主にスマホRPG「メギド72」について書いていきたい。

【Pレター感想】ぼくのかんがえた さいきょうの しんしんけん

※本記事はメギド72に関するネタバレを自重しません

 

約1ヶ月の放置期間より復帰して、同じメギドを使わない心深圏攻略に勤しんでいると、なんかまた、メギド72の運営が、炎上しているらしい。

何故か過去のオリエンス問題まで蒸し返されて、当ブログで書いた、過去の記事のアクセスが増えていた。

 

発端となる、幾つかの小さな火種を経て、プロデューサーレターの弁明が出され、それが、より強い炎上と対立を招いている様相だ。

 

私としては、現時点(9/17)では、それぞれの「問題」とされる論点や、運営方針について、さほど批判的・攻撃的な目線は持っていない。ただ、

  1. 強い不満の声が目立つことで、もともと気にしてなかったユーザーのテンションが下がること
  2. その対応に運営の時間・精神リソースが割かれ、ゲーム本来の開発速度に支障が出ること
  3. その手っ取り早い不満緩和の一環として、エンドコンテンツのはずの「心深圏」が日和ること

を危惧している。

マモン様の実装はよ。

 

よって、まあ、焼け石に水であることは承知のうえで、騒動に対し荒ぶる方々が、少しでも心を穏やかになるような、希望的な観測を、各論点に沿って、以下に記す。

あと、ついでの機会に、私の思う、理想の心深圏の妄想を書く。

 

【セーレの性能について】

弱い弱い言われているが、イベント配布のキャラとして、不遇というほどではないと思う。また、今後の拡張性も、相応に見込まれる。

具体的に言うと、Rセーレの強みは、封印時の覚醒スキルだと思うが、セーレ以外に封印を付与できるキャラがいないと、かなり扱いづらい。そのため、現状、アマゼロトの強化パーツ感が強い。

逆に言うと、自身奥義以外の、封印付与方法が充実することで、使い勝手が向上すると思う。……私の妄想では、フォルネウスがリジェネレイトして、新たな封印戦略を出してくると思っている。あるいは、オーブで「自身封印&覚醒」みたいな効果が登場して、オーブ⇒スキルと積むだけで、強化覚醒スキルが打てるようになると、一気に有能サポーターになるのになと思っている。

Pレターにも、「これからの戦術のアップデートにより、活躍の場所は増やせる」とあるので、まあ、良いようになるだろう。

 

劇中の扱いに関しては、個人の好みの範疇だと思うので、特に論じない。 

 

【Rジズ強すぎ問題】

当方、Rジズ未召喚のため、実際のところ、どれほど強いのかは知らない。

しかしまあ、私が好んで読むライターの田下さんも、以下のように仰るのだから、所謂「ぶっ壊れ」級の強さなのだろう。

 

さて。

強すぎるメギドが、問題になるのは、それによって、攻略の多様性(=他のメギドの存在価値)が減ることだというのが、反対される方の、主な論旨に思う。これは、非常に理解できるものだ。

 

ただ、本当に、攻略の多様性が失われるのは、Rジズ級の強さを前提とした難易度のコンテンツが、実際に出てきたときだろう。そして、そうした難度のステージは、今はまだ無い。よって、私は現時点では、強すぎるメギドの存在は、好みではないが、容認できる、という印象を持っている。

 

むしろ、このゲームは、「難易度下げろ」という声もそこそこあるくらいなので、それを間接的にサポートするような、お助けキャラの存在として、あってもよいのかな、と思うようにもなった。かつて「てごわいSLG」だったファイアーエムブレムには、カジュアルモードが実装され、2Dマリオには、お助けキャラ「トッテン」が登場する時勢である。

あるいは「キャラ格差」という論点で言えば、「ストリートファイターⅡ」では、ガイルとザンギエフの格差は、そりゃあ酷いものだった。が、ストⅡは名作だと思う。PvEのゲームで言えば、FFタクティクスのオルランドゥだって、相当なぶっ壊れだったが、彼は今も人気キャラだ。つまり、「キャラ格差が酷い=クソゲー」では無い、ということだ。

 

話をメギド72に戻す。

昨年、最高レベルに達したメギドを、より強化するコンテンツとして、霊宝が実装され、約1年が経った。当方、未だに専用霊宝以外は、ほぼ使っていないが、それでクリア不可能な難易度のステージは、今のところない。なので、今後も、多少のインフレはあるとして(それはむしろ無いとつまらない)、既存のメギドが使えなくなるような難易度には、ならないだろうと、楽観視している。

 

以上を鑑みた、Rジズ問題に関する私の所感は、「適切なナーフが可能なら、それが望ましいが、それが現実的に難しいのであれば(実際、色んな意味で今回は難しいだろう)、ここでつまづくより、英気を養いながら、次の楽しいコンテンツの開発を優先してください」というものだ。

 

【Pレターが焦りすぎ問題】

で、これらの問題に関して、宮前Pが語った内容も、賛否を読んでいる。批判の趣きが強いのは特に、

セーレの性能はある程度メギドの所持数がない方でも使えるように意識し、

というのと、

ジズ(ラッシュ)は、たしかに大きな効果を出せますが、手持ちのメギドやオーブの種類とバトルに対する思考が必要

という部分が、上記の論点に対して、指摘者と現状認識を共有できていない点だろう。

 

これらの部分は、そりゃあ確かに、褒められる文章では無いと思うし、まあちょっと残念やな、「ジズは強すぎたね、てへぺろ」くらいは言って欲しかったな、とは思う。

ただ、慌てて長文を書かなあかん、それも立場踏まえて、言えること言えないことがある状況で、綻びの無い文章を書くことは、わりと難しいんやから、そんな鬼の首を取ったように責めることではない、という印象を、私は持っている。

  

で、私の楽観的な読解力をもってすると、実際のところは「ジズは調整ミス」の認識は、それなりに運営陣の方々も、既に共有されていると思う。私は、Pレターの「最近不具合が多くなっていることについて」の項目を読み、そのように感じた。以下にその論拠となる、アクロバティック擁護を試みる。

 

件の段落の文章では、「ここ数週間は不具合が目立つ」ことについて語られ、その要因として、「リモートワーク下での何気ない会話の減少」を挙げている。私はこの文章に、不自然さを感じている。

まず、ここ数週間、それほど深刻な不具合が、多発したようには思わない(おおむね、いつも通りだと思っている)。で、まあ不具合が増えたとして、そういった明らかな「不具合」は、「雑談」が減少しても、さほど発見に支障はきたさないんじゃないかと思っている。一般的に、仕事において「雑談」が減少することで、発見しづらくなるのは、正誤の明確な「不具合」ではなく、より感覚的な「細やかな調整」だと思う。

以上のことから、この段落は、本当はそういった「(ジズの)調整ミス」の言い訳をしたいけど、「調整ミス」を認める(=裁量を超える騒動を招く)わけにはいかないので、このような書き方になっているのではないかと、私は思っている。

 

よって、「今回のジズは強すぎ」という認識が、本当はあるので、多くのメギドが使えなくなるような、ゲームの崩壊現象は、今後もおこらんだろう、というのが、私の現状認識である。

そして、前回のオリエンス騒動でも感じた、運営陣の性格「裁量内で誠実であろうとする故の拙速さ」が、またしても発動してしまった。お願いやから、ここで踏みとどまってくれと、思っている。

 

以上。

 

【心深圏について】

そして、やっと本記事のおまけ「しんしんけん」について書ける。

 

今回私が、もっとも恐れているのは、Pレターの冒頭で、心深圏について語られていることと、そのPレターの内容が、一部強い批判を受けていることだ。

私は、全ての心深圏批判を知っているわけではないが、心深圏は、運営と否定派のユーザー間で「ドMの隔離場」か「ダルい日課」か、捉え方に大きな乖離があると思う。

レターの文意としては「心深圏はエンドコンテンツ」とあり、私もそう認識して楽しんでいる。なので、一連の、個々の論点が一塊になってしまった騒動を経て、全体的なヘイト対策で、ここを曲げてしまうことを、危惧している。


で、そのような認識の齟齬が発生した、まず間違いなくその要因は「報酬」の存在だ。コンテンツとしての質でいえば、PvPや歴王戦のほうが、課題が多くあるように思う。しかしそれらは、特に槍玉に挙げられることはない。たぶん、報酬が無いからだ。

 

そういうわけで、飽きたら他のゲームを嗜み、気が向いたら再びメギド72を遊ぶ程度の私が妄想する、真・新心深圏を、以下に書いておく。この気晴らしによって私は、今回のもやもやを発散し、再び、同じメギドを使わない攻略記事を、適度に書くだろう。

 

8章3節はよ。

 

 【真・新心深圏「スーパーアルティメット・メギドの塔」 概要】

1.周回報酬無し

上記の通り。メギド愛の発露が、真の報酬である。

 

2.コンディション回復無し(初期値は一定)

これにより、メギド数が多いアジトほど、有利になる。よって、新しいメギドが欲しいという欲求が、際限なく増幅する。
また、今回のような、特異的な強メギドが実装されても、他メギドの存在価値が、さほど毀損されなくなる。

 

3.エンドレスモード実装

コンディションが回復しない、阿鼻叫喚の中、延々と続くマスで、何戦できるのかを追求する。まさに、絶望を希望に変えるRPGの名に相応しい。

 

4.コンティニュー制限あり・事前演習あり

コンティニューができると、最奥踏破の行程が、ただフォトン運の良い引きが出るまで、試行回数を重ねるだけになる。それは、希望とは呼べない。一方で、同条件での事前演習戦が行えることで、編成の試行錯誤を可とする。

 

5.踏破マス数ランキング実装

ガチ勢は皆、承認欲求・自己顕示欲の塊である。