同じメギドを使わずセーバーグランド(荒滅の禁盤)を完全攻略 8-10戦目
※メギド72に関するネタバレを自重しません
8戦目 チャージ無し・クイックシルバー
前回のクライス戦に続き、クイックシルバーは、当ブログで戦ったことのない敵である。
基礎情報は、こちらをご確認いただきたい。
ざっくり特徴をまとめると、
- 本体と砲台の2体編成
- 本体はHP23256、1撃KO以外の攻撃は受けない
- 砲台は攻撃のたびに点穴+100
となっている。
厄介なのは砲台で、2発目以降の攻撃をまともに食らうたびに、味方が倒されるので、迅速な決着が求められる。
いっぽう、主な攻略法は、「自力で本体を一撃KO」「砲台に混乱を入れる」の2通り。どちらの手段でも、奥義か覚醒スキル(=覚醒ゲージの上昇)の使用が、ほぼ必須となる。
そこに、バトルルールの「チャージ無し」「オーブ3回」「バリア3回」が、ゆっくりしていってね!!と言わんばかりに、のしかかってくる。
【編成概要】
Bバティンによる、自力本体討伐を行うこととした。
Bバティンの奥義は、HP95%以上の敵に特効がかかるため、「1撃必殺」との相性が非常に良い。かつ、クイックシルバーは後列のため、トルーパー補正もかかる。結果として、絶好調バティンが、アバドン(物体特効)を装備すれば、バフ無し奥義で本体を刺し殺せる。
巷には、1T1巡攻略も存在し、クイックシルバー相手の、最適解アタッカーと言ってよい。
ただし、当アジトには、ウァサゴもボーパルバニーも無いし、フォラスは既に出撃済みだ。
まぁ、使えても、温存するし(たぶん)。
そうなると、バティンの奥義発射までの間、敵の行動に耐える必要がある。
インプ・オレイ・Bサタナキア・ビフロンスの4メギドで、バトルルールの達成、および、戦線の維持を担う。個々の役割については、以下「流れ」の項で解説する。
また、オーブは1T充電で使用できるものを、3枚揃えた。
【戦闘の流れ】
本編成では、バティンは自力でアタックを集め、覚醒ゲージを溜めて、奥義を打つ。彼女のゲージは5で、自身MEで初期ゲージが+2されるため、奥義を打つのは、2T1巡(後攻)となる。
つまり、2T1巡=最大4フォトン分の、砲台の行動に対応する必要がある。
1ターン目。ターゲットを砲台に定め、とにかくバティンにアタックを3つ集めながら、敵がスキルを取ることを祈る。いっぽう、こちらがスキルを取らざるを得ないタイミングで、インプ・サタナキアに渡す。
インプはMEの素早さ補正のおかげで、砲台に先行して感電付与できる。成功率は100%で、敵のスキルを封殺する。
砲台の攻撃は、1発目だけなら、点穴が乗らず安全だ。よって、1Tの行動で、砲台にアタック2つを取られなければ、このターンの自軍の生存は確約される。
2ターン目。バティンにアタック、サタナキアにスキルを積み、残り3名はオーブを使用する。
サタナキアの行動順も、ME及びオーブの素早さの補強で、砲台の直前に調整されている。前列4名に、1回バリアが張られる。砲台の攻撃対象は列を問わずランダムのため、4/5=80%で無効化できることになる。
ここで砲台の行動を経て無事、生存できれば、前述の通り、バティン奥義により、クイックシルバー本体を1発撃破。
併せて敵の特性により、砲台も95%のダメージを受けて、瀕死になる。そのまま、バティンより遅いビフロンスが、オーブによる殴りで砲台を沈め、決着。
9戦目 点穴+30・ゴウケツ
ゴウケツは大幻獣ではなく、メインストーリー5章・ステージ38に登場する敵だ。当ブログでは、5章通し攻略を行った際に、2通りの編成で戦っている。また、基礎情報は、有能wikiをご覧いただきたい。
それはそれとして、点穴+30て。ゴウケツに、まだ火力を足すんか。
【編成概要】
なるべく前回と違う編成にしたかったが、対ゴウケツ戦では、やはりウァレフォルを外せなかった。ただでさえ速攻勝負のゴウケツ戦に、回復NG、点穴+というルールが追加されているので、致し方ない。
過去の攻略編成はフォラス込みの1T2巡討伐だったのに対し、今回はバフを盛らず、2T1巡でのゴウケツ討伐を目指す。
また、サブアタッカーとして、ウヴァルを採用した。素の攻撃力の高さを活かし、オーブで攻撃を仕掛けることで、ゴウケツの早期討伐をサポートする。
アガリアレプトは戦後処理。強化スキルによる連撃で、ゴウケツ討伐後にお供の草2体を速やかに刈る。オーブは昨年秋に実装されたシルヴェステ。自身スキルを強化し、こちらもバトルルール達成に寄与する。
そして今回のキーマンは、Cアンドラス。先攻して列に暗闇を付与することで、1Tの生存の確度を上げる。
おそらくゴウケツ&お供には、暗闇耐性に20%程度のマイナス補正がついており、MEで付与率を上げたスキルで、確定で暗闇が入る。ちなみに、アンドラスのスキルの素の暗闇付与率は、60%である。
「スキル1個で列に確定暗闇」のため、3名のラッシュメギド達を押し退けて、Cアンドラスをリーダーに据えた。
【戦闘の流れ】
ゴウケツのHPは、34560だ。
これを、ウヴァルに2・ウァレフォルに4フォトンの、計6フォトンで削り取る。討伐タイミングは、2T1巡(先攻)を見据える。
ウヴァルへの2フォトンは、ほぼ事故は無い。1Tにアタックorスキルで1800、2Tはオーブで、約6000ダメージを与え、計7500以上のダメージは確約される。
続いて、メインアタッカーの、ウァレフォルである。彼女には、2T1巡までに、4フォトン積むことができる。ウァレフォルはゴウケツに対し、アタックで約4000、スキルで約8000、奥義(3ゲージ)で約16000のダメージを与える。
先のウヴァルの削りを踏まえ、ゴウケツ討伐に足るフォトン積みは、以下の4通りである。
- スキル+スキル+スキル+スキル=32000
- スキル+スキル+スキル+アタック=28000
- スキル+アタック+チャージ+奥義=28000
- アタック+アタック+アタック+奥義=28000
よろしくないのは、ウァレフォルにアタック2発+スキル2発や、アタック3+スキル1となる形で、この場合、ウヴァルの火力を足しても、2T1巡に倒すことができない。
これらの考えに基づき、1ターン目のフォトン分配は、まずアンドラスにスキルを渡した後、4フォトンをウァレフォル・ウヴァルに積む。このとき、ウァレフォルに、2T1巡に奥義を狙わせるのか、スキル連打で倒すのかを、場のフォトンから、しっかりと見極めたい。
あとは1ターン目にできることは、メギド達の無事を祈ることだ。ご存知の通り、ゴウケツは、1ターン目から容赦なく、殺しに来る。
敬虔さが認められ、全員が1ターンを生き抜いたあとは、前述の通り、ゴウケツを1巡行動前に仕留める。アンドラスはホーリーフェイクでバリアを張り、草たちの点穴攻撃に備える。
このとき、どうしても2T1巡にゴウケツを仕留めるのが不可能な場合、ウヴァルはスキル(強化解除)でゴウケツの追撃を剥がし、あと1巡を耐えて、2巡目で倒す。
ゴウケツ討伐以降の草刈りは、アガリアレプトをメインに動かす。オーブでスキル強化して、バトルルール「強化スキル2回」を達成しながら、速やかに終わらせたい。
6戦目 劣化F・ゴウケツ
10000ダメージ受けたらNG。劣化F環境だが、敵は特性で、通常フォトンが沸いてくる。またゴウケツの「追撃」は、劣化Fへの追撃でも、通常のダメージを与えてくる。ほぼオワタ式のメギド72。
なるべく速攻で終わらせたいところに、バトルルール「チャージ4回」が、それを阻む。
- ゼパル(クリス・マウス)
- キマリス(リャナンシィ)専用霊宝あり
- パイモン(エクセネーター)
- フリアエ(迷宮ワーム)
- プルフラス(八つ裂きマーダー)
【編成概要】
ここは、フリアエに頼った。劣化スキルでも問題なく作用する「前列1回バリア」が、とても尊い。
アタッカーはゼパル&キマリス。それぞれ、覚醒スキルで「通常フォトンが沸く」性能が、劣化F環境下で頼もしい。パイモンMEを踏ませることで、劣化チャージ1個での覚醒が可能。
もう1名、壁になれるメギドとして、プルフラスを起用。実は攻撃力がそこそこ高いため、オーブでの攻撃役を兼ねる。
【戦闘の流れ】
本戦では、先のゴウケツ戦とは変わり、2T1巡でお供2体を叩ききり、後列の安全を確保する。その後、前列バリアで攻撃を防ぎつつ、チャージ4個を取るプランだ。
1ターン目、最優先は、フリアエにスキルを渡し、前列にバリアを張ることだ。残り4フォトンで、前列組が攻撃する。最も望ましいのは、ゼパルにチャージ⇒スキルと積む形だ。劣化覚醒スキル⇒通常スキルと続くことで、1T3巡でお供1体を倒すことができる。
ただ、1Tでお供1体を刈ることに、固執する必要は無い。1Tは、ゴウケツの「追撃」を、なるべく発動させないフォトン取りを意識する。具体的には、ゴウケツの1巡目にスキルが積まれることと、お供の2巡目以降にアタックが積まれることを避けたい。
2ターン目。再びフリアエにスキルを渡し、ゼパルも可能ならスキル。そして残り3名が、一斉にオーブを使う。
このとき、行動順は、
- ゼパル(スキル)
- キマリス(オーブ)
- フリアエ(スキル)
- プルフラス(オーブ)
- パイモン(オーブ)
- 敵
となる。
そして、プルフラスのオーブ攻撃(本人Lv70、オーブLv7)は5580、パイモンのオーブ攻撃(本人Lv70、オーブLv5)は7348が、それぞれ与ダメージの下限となるため、計12928以上のダメージを与えられる。
お供のHPは12813なので、パイモン・プルフラス両名のオーブ攻撃で、確実に1体を仕留めることができる。
つまり、2T1巡キマリスの行動(2番目)までに、もう1体のお供を倒しておくことで、計2体のお供を殲滅できる。これにより、2T以降は、後列に攻撃が来ない。
3Tからは、適宜フリアエで前列バリアを張りながら、ゴウケツを殴る。キマリスのスキルによる暗闇付与も入れば、1ターンのうちに敵の攻撃がバリアを越えて当たる確率は、大きく下がる(約16%)。
あとはチャージ4つを確保し、バトルルールを達成した後に、ゴウケツを倒す。敵の奥義による地形ダメージだけは防げないので、注意する。
【振り返り、次回予告】
今回は、ゴウケツ・クイックシルバーと、1Tから殺しに来る敵相手だった。実際のところ、これらのステージは、敵のフォトン取りがデレてくれれば、あっさりと勝ててしまう。ただ「お祈りだけで勝てた」だけだと、記事にならないので、理屈を突き詰めていくと、非常な長文を書くことになってしまった。しんどい。
そして今回は、ケツァル戦で有効なフリアエ・Bサタナキアを出撃させてしまった。つらい。カミハカリの無い当アジトでは、他に安全な突破方法を思いつかなかった。
あと、ひっそりとオレイも。こちらは当初、セーバーグランド戦での出撃を想定したメギドだった。有能wikiにも書いてるし。ただ、何戦かセーバーグランドと試験戦闘した結果、霊宝無しだと脆く、囮にしにくい印象があったので、思い切ってここで使ってみた。
執心、意味無かったけどな。
それと年末年始を経て、マスティマ・マモン・Cラウム・Cサレオスの4メギドを、新しく当アジトにお迎えした。さっそく、本連載からの出撃可能メギドに加えた。なお、Cサレオスは指名チケット。他候補として、Cビフ・グリマルキンが検討されていた。
【残り出撃可能メギド】
ラッシュ:
F:アザゼル アスタロト アンドレアルフス サラ Rセーレ ニスロク パイモン ブネ
T:アンドラス Rシトリー ナベリウス バティン Rフォカロル プルソン
S:Rアイム アンドロマリウス ウトゥック グザファン サタナキア Rダンタリオン バフォメット ベリアル Rマルバス ムルムル Rレラジェ Rリリム マモン(2021加入)
カウンター:F:アロケル Cインキュバス Cイポス ガープ サブナック シャックス シャミハザ ハック バラム ブニ Cフェニックス ベルフェゴール Cサレオス(2021加入)
T:アラストール Cカスピエル Cキマリス ジニマル スコルベノト ダゴン フォルネウス ベレト ボティス マスティマ Cラウム(2021加入)
S:Cアガレス アクィエル アムドゥスキアス アリトン Cオリアス カイム ネルガル バルバトス マルコシアス マルバス Cメフィスト Cユフィール
バースト:F:アガリアレプト アスモデウス サレオス Bシャックス ハルファス Bブニ Bブネ Bフラウロス マルチネ モラクス
S:ヴィネ オリアス Bグシオン クロケル Bデカラビア Bニバス バールゼフォン ヒュトギン フィロタヌス フルフル Bマルコシアス メフィスト ユフィール リヴァイアサン
【使用済みオーブ】
ラッシュ:アンダイン エクセネーター 炎竜人 グランドマウス クリス・マウス 黒躰インキュバス シルヴェステ ドネ ハイドン マンイーター 八つ裂きマーダー リャナンシィ
カウンター:ジェルスペクター 盾の幻獣体ブニ バーバリアン ハニワキング ホーリーフェイク マッドランパート 迷宮ワーム
バースト:アバドン オーク熟練槍兵 クラウンプラブナ コロナフォース ステラフェザー ソウルシーカー 鉄鼠 フィアーデーモン ブルーリザード
【残りガチャ産SSRオーブ】
ラッシュ:
カウンター:エンジェリル ネクロス 妖馬ヴァル ロゼッタ
バースト:アイビー アンデッドワーム カルコス サン&ムーン 神域の渡り鳥 ストル プロデューサー ベロニカ ポルック
【過去の「同じメギドを使わない連戦」シリーズ】
同じメギドを使わない48VH(アスモデウス)
出題編 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13
同じメギドを使わないケラヴノスEX
1-2 3-4 5-6 7-8 9-10 11-13 14-15
同じメギドを使わないレイガンベレットEX
1 2-3 4-5 6-7 8-10 11-14 15-17
同じメギド・オーブを使わない5章VH2周
出題編 ステージ37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48
同じメギド・オーブを使わず心深圏「濫業の禁盤」を完全攻略