同じメギドを使わずセーバーグランド(荒滅の禁盤)を完全攻略 14-17戦目
※メギド72に関するネタバレを自重しません
14戦目 ステ20%UP・真珠姫ルゥルゥ
前回の記事でも書いたのだが、本連載では、セーバーグランドで10戦したいと考えている。そうなると、ここから先の道中戦は、なるべく少人数での攻略を試みる必要がある。
そんな流れで、まずは、ルゥルゥ戦。お供のスキルによる「全フォトン破壊」が、1巡目から飛んでくる。
- Cオリアス(エレキーパー)
- シャミハザ(雷獄華ケラヴノス)
- マルバス(シルバートーム)
- シャックス(青竜号)
【編成概要】
非常にベーシックな、正攻法の形を取った。
シャミハザ・シャックスの雷アタッカー2枚体制に、ヒーラーのマルバス、サポートにCオリアス。
装備オーブも「青竜号」で滞水を入れ、「ケラヴノス」で殻割りと「特効7回」を達成。「シルバートーム」で状態異常対策・フォトン破壊対策。
殻を開けない討伐法が続々と報告される昨今、2018年頃の攻略記事の趣きとなった。
【戦闘の流れ】
本戦は、基本的な敵火力<マルバスの回復力、なので、ギミック以外に、負ける要素が無い。
ギミックへの対策も、
- 殻を開かないと全滅やん⇒オーブによる1T充電、雷3連撃でサクサク開く
- 毒ダメージでかいやん⇒シルバートームで治癒
- ステータス20%UPしてて危険やん⇒氷結地形で、確定で攻撃力25%下げられる
と、ほぼ磐石だ。
唯一の負け筋は、お供奥義(ゲージ4)による、ルゥルゥへの点穴100付与からの攻撃である。
よって、本戦での基本方針は、
- ルゥルゥ殻開け後は、お供から倒す
- スキル取得は必要最低限にして、チャージ優先で取る
の2つとなる。お供スキルによる「全フォトン破壊」を警戒して、つい必要以上のスキルを確保したくなるが、このムーブは、そのぶん敵の覚醒ゲージ上昇を促す形になるので、望ましくない。
具体的には、序盤の殻開けの際は、シャックスらにスキルを2個渡す。以降のスキルは、マルバスの覚醒スキル(単体回復+ゲージ2上昇)に優先的に回す。前列2名は、それを受けて奥義をメインに、雷ダメージを与えていくと、フォトン分配的には、スムーズに回りやすい。
その他の注意点としては、シャミハザの火力がかなり高いので、「特効7回」達成前に殲滅してしまわないようにしたい。達成が危ういときは、ケラヴノス(3連撃)を、攻撃手段としても使っていくとよい。
15戦目 ペインF有・ユグドラシル
場にペインフォトンが湧く分、行動が遅れがちなところに、ターン経過で勝手に奥義(自陣が全滅)に近づいていくユグドラシル。
加えて、オーブ使用NGのため、ペインフォトンを受け入れて戦うしかない。
ステージギミックと敵特性が噛み合い方が、ちょっと嫌らしいマス。
- サタナキア(シールドモールド)
- アンドラス(パワーウッド)
- ベリアル(真珠姫ルゥルゥ)
- バフォメット(ゴウケツ)
【編成概要】
ベリアルによる、点穴編成での攻略となった。
覚醒スキルで固定砲台モードに移行すれば、ペインフォトンでも結晶矢が打てること、場のフォトンに左右されず、ターン経過で点穴を増やせることから、ステージギミックとの相性が良い。
アンドラス・バフォメットは、点穴のサブアタッカーとして配置。アンドラスはワントップ壁兼ヒーラー、バフォメットはバトルルール「女性2名」達成要員でもある。
サタナキアは場のチャージ・アタックを回収しながら、奥義で点穴付与を加速させる、いつもの役割だ。
オーブは、ルゥルゥ以外は何でもよかったが、強いて言えばワントップのアンドラスには「パワーウッド」が高相性か。「割合ダメージ」が多い敵に対して耐久性を持たせるため、HPの底上げより、確率ダメージ無効オーブが有効と判断した。
【戦闘の流れ】
ユグドラシルのHPは、53900だ。
点穴100の攻撃×2、点穴90の攻撃×1の、計3発で沈めることができる。
ベリアル・バフォメット・アンドラス3名が点穴を同時に打ち込むことで、ユグドラシルに回復の隙を与えず、1巡での撃破が可能となる。
ベリアルMEによる点穴増、サタナキアの奥義・スキルによる点穴付与を併せて、遅くとも5T開始時にはベリアルの点穴を100にして固定砲台に移行。6T開始時に残り2名も点穴を100まで溜めて、一気に発射したい。
この間のポイントは、敵ターゲットをユグドラシル本体に置き続け、苗木には触れないことだ。
苗木に触れなければ、敵の奥義が「単体に50%割合ダメージ」に留まり、危険度が低い。アンドラスのスキルでも、充分にリカバリーが可能だ。
通常、このような戦い方をすると、ユグドラシルのスキル(=回復&覚醒増)が、自身を対象とするため、本体の覚醒ゲージ増を早めてしまう。
しかし本ステージでは、苗木にペインフォトンを取らせることで、こちらから苗木を削らなくても、ユグドラシルのスキル対象を、安全に苗木に向かわせることができる。
本体討伐後も、ベリアルの固定砲台にフォトンを積み込み、苗木を確固撃破してフィニッシュ。
16戦目 特殊フォトン有・ユグドラシル
通常のフォトンに加え、強化フォトン3種、劣化フォトン3種、ペインフォトンと、計10種のフォトンが場に出る。
いかに事故無く勝ちきるかが、ポイントになる。
- サレオス(ゴウギ)
- ウァラク(水樹ガオケレナ)
- Bシャックス(魔業蟲)
- ヒュトギン(ソルシエール)
- ムルムル(カラミティエッグ)
【編成概要】
最遅Bシャックスの自己Ch2奥義(全体雷ダメージ)を、連打する編成とした。
「アタックが雷ダメージ化」「雷ダメージ付与時ゲージ+1」という、自身のインチキMEにより、「劣化フォトン含む、全てのフォトンで覚醒ゲージが溜まる」という安定性が、採用の決め手となった。
滞水の付与役には、サレオスを採用。覚醒スキルで「敵全体」を滞水地形にできる。
なお、この「滞水+雷」というタクティカルソートも、劣化フォトンと相性が良い。劣化フォトンで地形を敷いても、効果・継続ターンが変わらないためだ。
サレオスにはオーブで素早さを底上げし、シャックスの素早さを上回らせている。
回復役には、ウァラクとムルムルを起用した。それぞれスキルと奥義で、全体リジェネがかけられる。自然回復付与は回復行動とみなされないため、「回復NG」のバトルルールに対応しながら、戦線を維持する。
また、ムルムルはオーブ「カラミティエッグ」を装備。ユグドラシルの覚醒ゲージ増を抑制する役割も担う。というか、こちらがメインの仕事。
ヒュトギンはバトルルール「男性2名」対応要員。あと、本連載では非常に貴重な蘇生オーブ「ソルシエール」を持たせた。
本戦は、苗木スキル→ユグドラ強化アタックのコンボで、常に10,000以上のダメージを受ける恐れがある。いつ来るかは、完全に場のフォトン次第のため、防ぐより、蘇生でのリカバリーが上策と判断した。
【戦闘の流れ】
ユグドラシルをターゲットにして、シャックスのCh2奥義を連打。
戦闘方針は、これに尽きる。
ユグドラシルをターゲットにすること自体は、前戦と同様だが、今回は、シャックスの全体攻撃で苗木を順次討伐することで、ユグドラシルのスキルのターゲットを、自身に向かわせない。
通常フォトンでの奥義なら、地形無しでも苗木を一掃できるため、滞水の有無よりも、奥義の回転を優先させて良い(もちろん、地形がある方が望ましい)。
場の「強化スキル」が取れる場合は、ウァラクに優先的に回す。
全体リジェネの回復量と効果ターンがそれぞれ1.5倍されるため、実質的に、2.25倍の効果を得ることができる。まあ、苗木が強化解除を放ってはくるが。
あと、通常のユグドラシルは、スキルを優先で取る傾向にあるが、本ステージでは、それよりも強化フォトンの取得が優先される。よって、場に強化チャージ・強化アタックが出た場合は、真っ先に回収が必要となる。
17戦目 ステ50%UP・輝竜アシュトレト
まだ、こいつが残っていた。
前連載「濫業の禁盤」攻略で、道中最大の難敵だった「ステ50%盛りアシュトレト」。
タクティカルソートとか、ギミックとか、バトルルールとか、色々あるが。
厄介なのは、結局、フィジカル。
- フィロタヌス(エルダービースト)
- バールゼフォン(アビスハンター)
- ボティス(火吹きガメ)
- マモン(火のザウラク)
【編成概要】
満を持しての、バールゼフォン出撃である。
スキルによる「ペインフォトン変換」が、アシュトレトに必中。
「濫業の禁盤」攻略で、アシュトレトは5戦したが、バールゼフォンをガガゼゼガ戦に回す(しかもオーブ役)ため、出撃しなかった。彼を主役にするため、今回は何としても、アシュトレト戦で使いたかった。
敵の動きを確実に止めるため(しかもオートターゲットで、最も高火力な行動を狙う)、安定した持久戦に持ち込める。
そして、持久戦が活きる攻撃手段、ということで、フィロタヌス先生を起用。
「狂炎地形」を用いることにした。
狂炎は炎上地形の発展系で、火ダメージを与えるたびに、ダメージが増え、延長される。地形ダメージには、防御力も、バリアも、一切通用しない。
あらゆるギミックを燃やし尽くす、その恐ろしさは……
まさに、地獄の業火。
また、フィロタヌスは、狂炎の着火だけでなく、スキルによる「スキル強化」も持ち、こちらもバトルルール「強化スキル2回」達成に有用。
オーブも、バトルルールに併せて、特効オーブを装備させた。
ワントップの壁役には、ボティスを採用。「全ステ50%UP」アシュトレトは、アタッカー以外の攻撃もそれなりに痛いため、ここは万全の体制を取った。
初出撃のマモン様は、今回は安全な位置から、オーブ「火のザウラク」で、狂炎を育てていく。反撃が来ませんように。あと、早く進化制限が解けますように。
薪をくべるオーブとしては、もう1種、アビスハンターを採用。火ダメージの連撃オーブとしては「ロクサーン」がよく使われるが、今回は反撃リスクを考慮し「単体攻撃」のアビスハンターを選択した。
【戦闘の流れ】
編成時点で、攻略がほぼ完成しているので、動きは非常にシンプルだ。
- フィロタヌスの覚醒スキルで炎上させ、
- フィロタヌスの奥義で狂炎に変え、
- オーブで火力を伸ばす。
やることが……やることが、そんなに多くない。
この間、バールゼフォンにスキルを積み、敵アタッカーの行動を止める。
壁役のボティスが消耗したら、フィロタヌスのスキルで回復&スキル強化。
そのまま、ボティスはスキルを2回使用し、バトルルールを達成。
MVPは間違いなく、敵を止めているバールゼフォンなのだが、字面にすると、なんか目立たなかった。
【振り返り、次回予告】
今回の4戦は、厄介な部分はあるものの、過去にも戦歴がある相手ばかりで、相対的には難易度も低い、所謂「つなぎ回」であった。
ただ、対ユグドラシルの2戦、特にベリアル編成は、ステージギミックへの回答として、かなり、自分好みの戦術を組むことができた。
道中はあと3マス。次回はこれを攻略して、やっと20戦クリア。
いよいよその次から、本題のセーバーグランド戦に挑むことができる。冒頭でも述べた通り10戦するとして、計30戦。
長い。
何よりも……本連載は、記事にはあんまり反映されない「ここでこのメギド使ったら、こっちのステージが無理やん」という試行錯誤が、圧倒的に長いッ……!
【残り出撃可能メギド】
ラッシュ:
F:アザゼル アスタロト アンドレアルフス サラ Rセーレ ニスロク
T:Rシトリー ナベリウス Rフォカロル
S:Rアイム アンドロマリウス ウトゥック グザファン Rダンタリオン Rマルバス Rレラジェ
カウンター:F:アロケル Cインキュバス Cイポス ガープ サブナック バラム ブニ Cフェニックス ベルフェゴール Cサレオス(2021加入)
T:Cカスピエル Cキマリス ジニマル スコルベノト ダゴン フォルネウス ベレト Cラウム(2021加入)
S:Cアガレス アクィエル アムドゥスキアス アリトン カイム ネルガル マルコシアス Cメフィスト Cユフィール
バースト:
【使用済みオーブ】
ラッシュ:アンダイン エクセネーター 炎竜人 カラミティエッグ グランドマウス クリス・マウス 黒躰インキュバス ゴウケツ シールドモールド シルヴェステ 真珠姫ルゥルゥ ドネ ハイドン パワーウッド 火のザウラク マンイーター 八つ裂きマーダー リャナンシィ
カウンター:古の狂竜 エレキーパー ジェルスペクター シルバートーム 青竜号盾の幻獣体ブニ チビックス バーバリアン ハニワキング 人食い樹 火吹きガメ フェルシュング フリーズソウル ホーリーフェイク マッドランパート 迷宮ワーム 雷獄華ケラヴノス
バースト:アバドン アビスハンター エルダービースト オーク熟練槍兵 朧の闇 クラウンプラブナ ゴウギ コロナフォース 災厄の魔櫃 水樹ガオケレナ ステラフェザー ソウルシーカー ソルシエール タイラントワイズ 鉄鼠 フィアーデーモン ブルーリザード ポルック 魔業蟲 竜骨王イルベガン
【残りガチャ産SSRオーブ】
ラッシュ:
カウンター:エンジェリル ネクロス 妖馬ヴァル ロゼッタ
バースト:アイビー アンデッドワーム カルコス サン&ムーン 神域の渡り鳥 ストル プロデューサー ベロニカ
【過去の「同じメギドを使わない連戦」シリーズ】
同じメギドを使わない48VH(アスモデウス)
出題編 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13
同じメギドを使わないケラヴノスEX
1-2 3-4 5-6 7-8 9-10 11-13 14-15
同じメギドを使わないレイガンベレットEX
1 2-3 4-5 6-7 8-10 11-14 15-17
同じメギド・オーブを使わない5章VH2周
出題編 ステージ37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48
同じメギド・オーブを使わず心深圏「濫業の禁盤」を完全攻略